広島解体店長が請負契約書についてご説明いたします

2019.08.16

広島解体工事業者ハウスドクターの三島です。

請負契約書とは、請負契約を結ぶ時に作成する書類が請負契約書です。

ビジネスパートナーに仕事を依頼する時(受託する側は仕事を請け負う時)、業務委託契約を交わします。

業務委託は民法上定められた法律ではなく、典型契約で規定された13種のうち請負契約、委任契約(準委任契約)を包括した実務上の取引のかたちです。

契約書のタイトルが業務委託契約書だとしても、その内容を細かく見ていくと請負契約と委任契約のいずれかであることが分かります。

委任契約は厳密には法律行為をすることを委託内容に含むため、それ以外の一般的な事務の委託契約は準委任契約となります。

契約書を作成する前に、当該事案は請負契約に該当するのか委任契約に該当するのかをあらかじめ確かめましょう。

請負契約書として書類を作成しても必ずしも請負契約と判断されるわけではなく、あくまでも重要なのは内容です。

●請負契約と委任契約の違い

請負契約は仕事をした結果に対する責任があり、委任契約は仕事をするプロセスに責任があります。

請負契約では依頼された仕事を完成させる必要があり、委任契約では依頼された仕事をすることが重要になります。

請負の方が委任よりも重い責任を負うことになります。

請負契約を結んだ業務委託では、完成させた仕事が結果として依頼主の要求を満たさなかった場合は報酬を請求することができません。

委任契約を結んだ業務委託では、依頼された仕事を処理する過程への報酬を約束する契約のため、結果として依頼主が想定していた状況にならなかった場合も報酬を請求することができます。

●請負契約書に必要な項目

請負契約書は、請け負う内容により記載する項目が変わってきます。 基本的には、業務の条件や責任を明記するためになどを明記しておきます。

・代金の支払方法
・原材料の負担
・納入方法
・検収方法
・瑕疵担保責任
・契約の解除

●請負契約書に必要な印紙税

請負契約書には契約金額に応じた印紙税が課せられます。

・1万円未満…非課税
・1万円~100万円…200円
・100万円~200万円…400円
・200万円~300万円…1,000円
・300万円~500万円…2,000円
・500万円~1,000万円…1万円
・1,000万円~5,000万円…2万円
・5,000万円~1億円…6万円
・1億円~5億円…10万円
・5億円~10億円…20万円
・10億円~50億円…40万円
・50億円~…60万円
・契約金額の記載のないもの…200円

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